創立12周年と鶴の恩返し
2月29日で創業12年を迎えました。
「4年後に創業記念日を迎えられますように」
という思いで、わざわざ4年に1回ない来ない日に創業した弊事務所。
どうにかこうにか3回目の創業記念日を迎えられました。
お金は残ってないけど、かけがえのない12年の経験を得ることができました。
とりあえず、めでたしめでたし。
あとは12年で得た経験をどう社会に還元させ、経営に結びつけていくかですね。
頑張ろう、私。
息子くんが一人前になるぐらいまでは…(今8歳。まだまだ長い…。)。
さておき。
SNSで
「雇用してもありがたみを感じてもらいづらい」
という話をしていて、そりゃそんなもんだろうと思いつつ。
「なんか感謝されたり、得したことあったかな?」
とか考えたら、現在進行系でありました。
昔、大学卒業後に新卒で入社した会社をすぐに退職し、スクールに入学された方がいました。
一人暮らしをしながらスクールに通うけど、アルバイトは今から探すと。
「いくらあれば毎月生活できますか?」
とお聞きし、アルバイト代を設定。
スクールのお手伝いをしながら、そんなにやることもないと思うので、余った時間は勉強に充てていいよという契約です。
どこにそんな余裕があったのか!
タイムマシンがあったなら、今すぐ当時にタイムスリップし、当時の自分をぶん殴ってやりたい。
かっこつけてんじゃねーよって。
当時はそれぐらいの余裕はあったのでしょうか。
どこかで記憶が飛んでしまったのか、本当に覚えていません。
そんな感じで1年弱アルバイトをし、デザイナーとして就職してたぶん10年弱。
今は某大手企業のインハウスデザイナーでWebにグラフィックに活躍されてるみたいですが、その方のご紹介で昨年末からお二人ご入学されました。
その方がお仕事を頑張ってる証拠なんだと思うのです。
その中で
「デザインを習いたい」
「コーディングを習いたい」
という職場の同僚の方に弊校を紹介してくださってるみたいです。
しっかり恩返ししていただいてましたし、雇用していいことがあったということですね。
卒業生のほとんどの方について現在どうしているかわからないですが、こういう形で活躍されているってお教えしてもらえることは何事にも代えがたいことです。
誰もが卒業できるわけでもないし、誰もが就職できるわけでもない。
その中で結果を出して、継続していけているのは、その人が真面目に頑張った結果だと思います。
一日一日、朝起きて夜寝るまで「次の仕事」に追われているだけの日々ですが、スクール業や教える業を行う理由の一つに
「真面目に頑張っている人が報われる社会であるべきだ」
という思いがあります。
私を含めて、真面目に頑張れないのが人間だと思います。
その中で純朴で真面目に頑張っている人は報われるべきだと思いますし、報われるように方向付けするのが私のお仕事だと思っています。
12年後にどんな思いを綴るのか。
というか、12年後も会社は存続しているのか。
続けているのか。
老後は嫁さんといろんなところを旅して周りたいという思いを果たすためにもう一周頑張ろう。